かんごがくぶログ - 京都市が看護大生に奨学金支出の計画
2月28日の弊ブログ記事「佛教大学が2011年に看護学科開設の構想」で、佛教大学が看護学科を開設する計画があることはすでに紹介済みだが、その後、京都市が運営する京都市立看護短期大学を廃止した後のリソースを佛教大学が看護学科開設に向けて引き継ぐということになった。
一種の「官から民へ」の流れ、と思えばそういうこともありかと少しだけ納得できるが、実際にはかなり珍しいケースじゃないかと思う。5月21日の読売新聞記事「私大看護学科に京都市が奨学金 佛大以外にも適用」で報じられているが、公立の教育機関が私立に引き継がれる本ケースで問題となったのが、授業料の水準のちがい。なにしろ、京都市立看護短期大学は年間39万円(これはこれで公立大学の水準と比較して破格の安さだが)であるのに対し、一般的な看護系私立大学の年間授業料は「設備費なども含め150万円を超えることもある」のだから、「引き継ぎになってないじゃん」という批判が一部にあってもぎりぎり理解できる範疇だ。
そこで、京都市は佛教大学に入学した看護学生のために奨学金の創設を検討。私立大学の学生のために市の税金を投入するというのはかなり思いきった政策だと思うが、「なぜ佛教大学だけ?」という指摘があったらしく、結局、京都市内にある他の看護系大学、具体的には京都橘大学の看護学生も奨学金の対象とする方向で検討が進められているらしい。
奨学金の額にもよるが、上記2段落目および3段落目のいずれの方向にしても、ロジック的にはかなり苦しい気がする。とくに3段落目の落とし所は、一見バランスをとったかのように見えるのだが、公的資金投入の大義名分が成立しないという意味で論理的には破綻している。
これがひも付きの奨学金ならどうってことないのだが、それではフツーの奨学金で、ニュースにもならない。まあ、記事には掲載されなかったさまざまな要素や力学が働いた結果の産物なんだと理解することにしようっと。
一種の「官から民へ」の流れ、と思えばそういうこともありかと少しだけ納得できるが、実際にはかなり珍しいケースじゃないかと思う。5月21日の読売新聞記事「私大看護学科に京都市が奨学金 佛大以外にも適用」で報じられているが、公立の教育機関が私立に引き継がれる本ケースで問題となったのが、授業料の水準のちがい。なにしろ、京都市立看護短期大学は年間39万円(これはこれで公立大学の水準と比較して破格の安さだが)であるのに対し、一般的な看護系私立大学の年間授業料は「設備費なども含め150万円を超えることもある」のだから、「引き継ぎになってないじゃん」という批判が一部にあってもぎりぎり理解できる範疇だ。
そこで、京都市は佛教大学に入学した看護学生のために奨学金の創設を検討。私立大学の学生のために市の税金を投入するというのはかなり思いきった政策だと思うが、「なぜ佛教大学だけ?」という指摘があったらしく、結局、京都市内にある他の看護系大学、具体的には京都橘大学の看護学生も奨学金の対象とする方向で検討が進められているらしい。
奨学金の額にもよるが、上記2段落目および3段落目のいずれの方向にしても、ロジック的にはかなり苦しい気がする。とくに3段落目の落とし所は、一見バランスをとったかのように見えるのだが、公的資金投入の大義名分が成立しないという意味で論理的には破綻している。
これがひも付きの奨学金ならどうってことないのだが、それではフツーの奨学金で、ニュースにもならない。まあ、記事には掲載されなかったさまざまな要素や力学が働いた結果の産物なんだと理解することにしようっと。
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参照先
- http://member.blogpeople.net/tback/025512009-5-21 21:21
コメント一覧
jukai
投稿日時 2009-5-23 3:12
>2011年に3校が学部を開設する予定とか…
佛教大以外にあと2校・・
そこがたいへん気になったり・・
佛教大以外にあと2校・・
そこがたいへん気になったり・・
Katze
投稿日時 2009-5-21 21:45
京都市内の看護系私大は今は京都橘大学だけですけど、
2011年に3校が学部を開設する予定とか…
そうなると、この奨学金はどうなるんでしょうね?
それに。市内の私大の看護学生だけが対象というのも
何だか変ですよね?
2011年に3校が学部を開設する予定とか…
そうなると、この奨学金はどうなるんでしょうね?
それに。市内の私大の看護学生だけが対象というのも
何だか変ですよね?
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